近年、数多くの業界が塗装の施工を行うようになり、お客様の選択肢が増えてきました。ホームセンターや家電量販店など塗装とはまったく関係がないような業種が新規参入してきています。
大切な屋根・外壁の塗装をどこに頼んだらよいのか?各業界のメリットとデメリットについて説明いたします。
塗装会社
塗装会社は塗料や塗装のことについてはとても詳しいと思います。価格も安いケースが多いです。ですが、建設業の許可を持っている会社は ほとんどありません。建築の知識が不足している傾向があるため、施工箇所以外の責任は取ってくれません。
例えば、老朽化により下地材が腐っていても、補修工事を行わず、そのまま塗装工事をします。これはやむを得ない事でしょう。なぜなら職人さんは日当で働いています。工事期間が延びると収入が減るからです。同じように雨漏りの場合、補修は別の会社にお願いしなくてはならない為、対応せずそのまま塗装をしまい根本的な問題解決になりません。雨漏りしないために塗装したのに、その後雨漏りをしたとしても、塗装会社は責任をとってくれません。「建てた会社に言ってください」と言うだけで、塗装以外のことをお願いしようとすると、知り合いの会社に任せることが多くなります。
塗装は美観だけではなく、建物の寿命を延ばすという重要な役割を持っています。
また、個人で創業した社歴の短いお店が多く、不幸にも通行人にけがをさせた場合や、足場倒壊など事故が発生した場合の保証もできないところが多くあります。
ハウスメーカー
現在のお住まいを建築した会社であり大手なので安心感があります。一般的にハウスメーカーや関連するリフォーム会社は価格が高い傾向があります。規模が大きいため、会社の間接経費や広告費等のコストが非常に大きくなります。弊社も過去に、大手ハウスメーカーの工事店をしていたことがあり、その内容は理解できています。
ハウスメーカー➡下請けの塗装会社➡孫請けの塗装会社
という流れが一般的で、多いところはハウスメーカーから塗装職人に仕事がくるまでに5社以上中間業者が入る事もあります。結果、お客様が払う工事費が高額になり、施工する職人には安い金額しか与えられないという事になります。分離発注であり工事の責任が明確な為、建物の補修はできません。
また、大匠ハウスによく寄せられるのは、
「営業担当者の知識がなく、工事内容や塗料の樹脂の説明等、納得のいく説明が得られずに不安だ」
というご意見です。
弊社と大手会社との相見積もりをとられているお客様からよくお伺いする話です。工事を詳細に把握していないため、どのような工事をするのか、見積りの詳細等、お客様の納得いくご説明ができずに、お客様に不信感を与えてしまいます。
訪問販売
いきなり感じのよさそうな営業マンが訪問してきて「今、無料の屋根点検をやっている」「足場無料キャンペーン中」「今、契約を決めてくれたら○○円引きにする」等、早い段階で契約をせまる会社は要注意です。そのような会社は、契約を取ったら工事は下請けに丸投げしている場合が殆どです。担当営業マンはとにかく「契約をとれたらそれで終わり」なので塗装の知識は全くと言っていいほどありません。塗料の知識もあやふやですが、グレードが高く値段の高い材料を提案する傾向があります。提案も良い事しか言わないので、後々トラブルになることも少なくありません。
また、歩合の営業社員は入れ替わりが激しく、工事後にクレームを言いたくても「もう居ません」と相手にされない場合や直接会社へ行こうとしても事務所が存在していない、3年後には電話すら繋がらなくなっている会社も多いと聞きます。
全てがこのような業者だとは言えませんが、悪質な訪問販売によるリフォーム工事による消費者被害が多く問題となっている為、国民生活センターも「訪問販売ではできるだけ契約しないこと」と注意を促しています。
ホームセンター
ホームセンターや家電量販店など様々な業種が塗装業界に参入してきています。全国展開なので、集客に対する費用を抑えることができ、材料の一括仕入れができるため、材料費が安くなるメリットがあります。
「有名な会社のリフォームだから安心で良質な工事をしてくれる」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、何よりも会社に外壁塗装やリフォームの経験がありません。
営業担当者の知識が少なく、工事は業者と提携をして、全て下請けや孫請けの会社が行うことになります。
下請け業者でもきちんと施工する業者ももちろんいますが、どこかと提携しなければ仕事が入らないような、実績の無い会社や、安いだけで工事が雑だったりする業者が多いのが実情です。なので、トラブルが発生している話をよく聞きます。元請会社が利益をとりたいがために下請け業者の費用を抑え、下請け業者も赤字にならないように人件費や材料費を抑えて利益を確保しようとします。
結果、手抜き工事につながる可能性が高くなります。
では 大匠ハウスはどでしょうか
大匠ハウスは自社施工で塗装をしています。
下請けの業者に丸投げすることは決してせず、施工管理も自社で行っております。材料も自社で発注していますので、どこに、何の材料を、どれだけ使用したかも当然きちんと把握しています。また、お客様それぞれのお家の劣化状況に合わせて施工内容を変えています。
例えば、特に傷みが激しい部分には通常3回塗りのところ4回塗りにしてしっかりと補強します。
分譲からはじまり、お家のメンテナンスやリフォームに携わってきた経験があるから分かる『建設会社としての知識と技術から、将来起こると予測される不具合を予測』した上で塗装を行っています。建設会社だからこそ、これまで培ってきた経験があるからこそできる施工です。
大匠ハウスは塗装をして「はい、おしまい」ではありません。これから何十年とお客様とのお付合いのスタートになります。お家に快適に住んでいただく為の工事、保証、アフターフォローを全力で致します。